2026年度の基礎年金は、満額で月額7万608円です。前年から1.9%上昇し、初めて7万円を突破しましたが、3.2%の物価上昇には追いついておらず、実質的に価値は目減りしています。こうした状況から、老後の生活費に不安を抱く人もいるでしょう。
年金世代は、2ヶ月に1回の年金収入だけでなく、国や自治体が用意する給付金を上手に活用していくのが重要です。どれも申請が必要ですが、給付金を受給できれば、生活に役立てられます。この記事では、年金世代が活用したい給付金を4つ紹介します。
1. 年金世代がライフプランで考えるべきポイント
年金は65歳から受給し始めます。一方で、厚生労働省の「令和6年簡易生命表」によれば、平均寿命は男性が約81歳、女性が約87歳となっており、平均20年程度年金を受給し続けることになります。
年金世代がライフプランを立てる際に意識したいのが「年金収入の正確な金額」と「急な支出への備え」です。年金は現役時代の給与のように毎年受給額が増えるとは限りません。そのため、物価上昇などの影響をダイレクトに受けます。
「働いて収入を増やす」「年金以外の資産をつくる」といった工夫で、日々の支出やもしものときの出費に備えなければなりません。
給付金についての知識があれば、老後の家計にゆとりをもたらせる可能性が高まります。次章以降で、年金世代が活用したい給付金制度について、理解を深めていきましょう。