3. 【みんなの貯蓄】50代から60代に貯蓄が加速する背景
50代から60代にかけて貯蓄のスピードが加速する背景には、ライフステージの変化が大きく関係しています。
まず挙げられるのが、子どもの教育費や住宅ローンの返済などの支出がひと段落することです。これまで家計の大きな負担となっていた支出が落ち着くことで、その金額を貯蓄に充てられるようになります。
また、この年代は退職金や生命保険の満期金などまとまったお金を受け取る機会が多いことも特徴です。つまり、50~60歳代では「大きな支出の減少」+「まとまった収入」が起こりやすいことから、保有資産を一気に押し上げる要因になっているといえるでしょう。
3.1 計画的な貯蓄には「家計の出口の管理」が重要
老後に向けて計画的に貯蓄に取り組むためには、「家計の出口=支出」の管理を行うことが重要です。
「家計の入口=収入」を増やすことには限界があるものの、出口は自分でコントロールすることができます。
使っていないサブスクリプションサービスの利用料を毎月払い続けていたり、用事もないのについコンビニに寄って買い物をしてしまったり…。普段の習慣を振り返ってみると、意外と無駄遣いが見つかるものです。
まずは毎月どれくらいの支出があるか把握し、圧縮できる支払いはないかチェックしてみましょう。