日本の公的年金は、一定の年齢になると自動的に振り込まれる仕組みではありません。受給を開始するためには、本人が手続きを行う必要がある「申請主義」が採用されています。
たとえ公金受取口座の登録を済ませていても、「年金請求書」を提出しなければ年金の支給は始まりません。とくに65歳前後は制度上の大きな節目となるため、手続きの時期を誤らないことが重要です。
また、65歳より前から年金を受け取っている人でも注意が必要です。65歳到達時に改めて請求手続きが必要となるケースがあるためです。
本記事では、公的年金制度の基本的な仕組みを整理したうえで、老齢年金の請求時に見落とされがちなポイントや、具体的な手続きの流れについて分かりやすく解説します。