3月も下旬となり、暖かな春の陽気と桜の開花が感じられる季節となりました。50代から70代の皆様の中にも、老後資金の準備として2024年1月の新NISA開始を機に積立投資を始めた方がいらっしゃるのではないでしょうか。

2024年1月の新NISA制度開始をきっかけに、日本中で「積立投資」への関心が一気に高まりました。中でも、安定した成長が期待できるとして圧倒的な支持を集めた銘柄が「オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)」です。

多くの人からの支持を集め、資金が投じられた結果、2026年2月時点でその純資産総額は10兆円の大台を突破しています。

eMAXIS Slim 全世界株式「基準価額および純資産総額の推移」1/3

eMAXIS Slim 全世界株式「基準価額および純資産総額の推移」

出所:三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」

  • オルカン:2024.1-2026.2
  • 基準価額:2026年2月時点で3万4305円

では、実際にあの時からNISAでオルカンの積立を始めた人は、制度開始から2年が経過した今、どれだけの利益を手にしているのでしょうか。

本記事では、2026年2月末時点の最新データをもとに、積立投資のリアルな運用益をシミュレーションします。さらに、同じ時期にスタートしたにもかかわらず、なぜか「損をしてしまった」というケースにも着目し、その明暗を分けた原因を考えていきます。

ぜひ、今後の積立投資の参考にしてください。