次の支給日は4月15日(水)【厚生年金】「月額25万円(年間300万円)以上」受給しているシニアはどれくらいいる?
厚生年金、平均年金月額は15万289円《月15万円台で老後生活は送れるのか?》
beauty-box/shutterstock.com
厚生年金は老後の生活を支える重要な収入ですが、「実際にどの程度の金額を受け取っている人が多いのか」を具体的に把握している人は少ないかもしれません。
月額25万円(年額300万円)という金額は、ゆとりのある年金水準と感じられがちですが、平均的な受給額(国民年金分を含む)は月15万円台にとどまっています。
では、年金を月額25万円(年額300万円)以上受け取っているシニアはどの程度いるのでしょうか。
本記事では、厚生年金の受給額の分布や年金制度の概要について紹介します。
1. 【厚生年金】「月額25万円(年間300万円)以上」受給しているシニアはどれくらいいる?
厚生労働省年金局の「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、厚生年金の平均受給額(月額)は男女合計で15万289円となっています。
- 〈全体〉平均年金月額:15万289円
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
※国民年金の金額を含む
1.1 厚生年金の「受給額別の割合」をチェック
受給額ごとの人数分布は以下のとおりです。
- 15万円以上の割合:49.8%
- 20万円以上の割合:18.8%
- 25万円以上の割合:2.3%
受給額の分布を見ると、月額15万円以上を受け取っている人は全体のおよそ半数にのぼります。
一方で、月額25万円以上の受給者は36万5276人と、全体の約2.3%にとどまり、ごく一部に限られていることが分かります。
将来の生活設計を考えるうえでは、こうした年金受給額の現実的な水準を把握したうえで、iDeCoの活用や働き方の工夫など、自助努力を組み合わせて準備することが重要といえるでしょう。
著者
京都府宇治市出身。大学卒業後、ブライダル業界へ。
その後、オリックス生命保険株式会社、大手総合保険代理店にてFPとして個人向けのコンサルティング業務に従事。特に働き世代の資産形成や老後資金準備のサポートを得意とする。「シンプルで分かりやすい」をモットーに専門用語を使わない丁寧なアドバイスが強み。
現在はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として、資産運用・保険の見直しなど幅広くサポートを行う。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員(証券外務員一種)、TLC(生保協会認定FP)
監修者
マネー編集部年金班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、地方自治体の公務員や生命保険会社等の金融機関にて勤務経験が豊富な編集者が中心となり、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度などをテーマに、丁寧で読者にとってわかりやすい記事の情報発信を行っています。
マネー編集部年金班に所属する編集者は日本生命保険相互会社出身の村岸理美、地方自治体職員出身の太田彩子、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、野村證券株式会社出身の宮野茉莉子、SMBC日興証券株式会社出身の安達さやか等のファイナンシャルアドバイザー経験者等で構成されており、表彰歴多数の編集者も複数在籍しており、豊富な金融知識をもとにした記事に定評があります。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。(最新更新日:2025年6月8日)