来月6月支給分から増額「ふつうの年金本体と同日、別振込で給付金をもらえるケースとは?」年金生活者支援給付金制度のイロハ
《老齢・障害・遺族》3種類の年金生活者支援給付金:金額・支給要件・手続き方法を分かりやすく解説します!
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老後の暮らしを支える公的年金ですが、実際に受け取れる金額は人によって大きく異なります。
平均額だけを見ると一定の金額がもらえるように感じますが、現役時代の働き方や年金への加入期間によって、受給額にはかなりの差が生じるのが実情です。
そのため、公的年金だけでは生活費が不足してしまい、他の収入や公的なサポートを必要とするケースも少なくありません。
こうした状況を支えるために創設されたのが「年金生活者支援給付金」制度です。
この制度は、特定の条件を満たす年金受給者に対して、年金に上乗せして給付金が支給される仕組みです。しかし、対象となる要件や申請方法を正しく把握していないと、受け取れないこともあります。
本記事では、公的年金の受給額の実態に触れながら、年金生活者支援給付金の制度内容や申請手続きについて、詳しく解説していきます。
1. 公的年金の受給額は個人差が大きい!「年金生活者支援給付金」が設けられた背景
厚生労働省が公開する「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、公的年金の平均月額は、国民年金(老齢基礎年金)で約5万円、厚生年金(国民年金部分を含む)では約15万円となっています。
ただし、これはあくまで平均値であり、実際の受給額は人によって大きく異なります。
例を挙げると、厚生年金で月30万円以上を受け取る人がいる一方で、国民年金や厚生年金の受給額が月3万円に届かない人も存在します。
このように年金の受給額には大きな個人差があり、年金収入と他の所得を合わせても一定の基準額に満たない場合に、「年金生活者支援給付金」の支給対象となる可能性があります。
著者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)
監修者
二種外務員資格(証券外務員二種)記者/編集者/校閲者/
【保有資格】
ニ種外務員資格(証券外務員二種)・相続診断士・認知症介助士・終活ガイド資格1級保有。
【経歴】
二種外務員資格や相続診断士などの資格を保有し、「お金とくらし」にまつわる情報を専門的かつ丁寧に発信する金融メディア編集者・ライター。
早稲田大学第一文学部史学科卒。人文・社会系一般書籍、中学・高校社会科教材、就職試験問題の制作関連業務で15年以上の経験を持つ。また、大手人材派遣会社における採用管理業務などの実務経験もある。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』において、金融系メディアの編集者兼執筆者として、コンテンツ制作や編集を担当。
総務省「家計調査」・厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業の概況」・J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査」などの一次資料に基づくデータ記事の執筆に強み。
専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事執筆をおこなう。紙媒体での経験に加え、家族の介護を通じて得た知見を生かしながら、「お金とくらし」にまつわる情報を丁寧に発信している。(2026年7月9日更新)