2. 75歳で保険料負担が「重くなる」のはどんな人?

75歳で保険料負担が重くなるのは、以下に該当する人です。

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75歳で保険負担が重くなる人

出所:筆者作成

75歳から保険料負担が重くなる人

  • 74歳まで扶養に入っていた人
  • 会社の健康保険から切り替えた人

後期高齢者医療制度の切り替え前まで扶養に入っていた人は、保険料負担が増えます。それまでは配偶者など親族の扶養に入っていたため、世帯主が保険料を納めていました。しかし、後期高齢者医療制度には扶養の概念がなく、個人ごとに加入します。よって、自動的に扶養から外れ、保険料を納める必要が出てくるのです。ただし、会社の健康保険など被用者保険の扶養に入っていた人は、2年間に限り所得割0円、均等割5割軽減の措置を受けられます。

また、会社の健康保険から後期高齢者医療制度に切り替えた人も、保険料負担が重くなる可能性があります。会社の健康保険料は、自身と事業主で折半して納めます。よって、自己負担する保険料は本来の半分の金額で済むのです。しかし、後期高齢者医療制度に移行すると、保険料は全額自分で納めなければなりません。とくに退職直後は給与と年金の2つの収入を得ているため、保険料の差に戸惑うケースもあるでしょう。

上記に該当する人は、保険料の支出に備えて、現在の年金収入や資産額を確かめておきましょう。

次章では、75歳以降の保険料が軽くなる人を解説します。