今年も残すところあとわずかとなり、寒さが身にしみる季節となりました。

何かと物入りな年末年始を前に、公的年金だけでは日々の生活が厳しいと感じている方もいらっしゃるかもしれません。

実は、そのような年金受給者の生活を支えるために「年金生活者支援給付金」という制度があるのをご存じでしょうか。

この制度は、所得が一定基準以下であるなど、いくつかの条件を満たす場合に、いつもの年金に上乗せして給付金が支給される仕組みです。

この記事では、どのような方が対象になるのか、2025年度はいくら受け取れるのか、そして大切な申請手続きの方法について、分かりやすく解説していきます。

ご自身が対象になるかを確認し、これからの生活に少しでもゆとりを持つための一助としてみてはいかがでしょうか。

1. 年金生活者支援給付金の制度概要

年金受給者の生活支援を目的として、2019年に創設されたのが年金生活者支援給付金制度です。

受給要件を満たす対象者には、2カ月に1度、公的年金の支給日に合わせて年金生活者支援給付金が支給されます。

この給付金には3つの種類があり、受給している基礎年金に応じて「老齢年金生活者支援給付金」「障害年金生活者支援給付金」「遺族年金生活者支援給付金」に分類されます。

それぞれの所得要件などを満たした基礎年金の受給者が、この給付金の対象となります。