3. 積立は「投資信託」、リアルタイム投資なら「ETF」
ETFと投資信託は、価格の決定方法や購入方法、保有コストなどに大きな違いがあります。「どちらがいいかではなく、目的とする投資スタイルによって使い分けるべき」だと篠田さんは説明します。
- 投資信託:積立や少額投資に最も向いている。基準価額で取引されるため、細かなタイミングをあまり気にせず、着実にコツコツと資産形成をしたい場合に適している。
- ETF:リアルタイム性を活かし、マーケットのタイミングを見ながら一括投資をしたい場合に適している。指値注文もできるため、機動性を持たせた売買が可能で、「タイミングを意識した投資信託」のような使い方ができる点も特徴。
投資信託とETFのそれぞれの特徴を理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。
4. ポイントまとめ
・ETF(上場投資信託)は、株式と同じようにリアルタイムで売買が可能
・表面的な信託報酬は低いものの、スプレッド(価格差)が発生する場合がある
・収益は原則、全額分配される。再投資は投資家自身が手動で行う
・積立、少額投資には投資信託、一括やタイミング重視の投資にはETFが適している
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ミライド
著者
ミライド powered by モニクル総研
YouTube channel powerd by Monicle Institute of Research
「ミライド」は、モニクルグループのシンクタンクであるモニクル総研が運営する金融・経済YouTubeチャンネルです。証券アナリストの泉田良輔、木村敬子、ファンドアナリストの篠田尚子が研究員として在籍し、金融や経済ジャンルを中心に、ビジネス、テクノロジー、キャリア、ヘルスケア、スポーツに関わる話題などをアナリスト視点で深堀り解説します。データ分析やキーマンへのインタビューを通じて、ビジネスパーソンや一般投資家に役立ていただけるようなコンテンツを配信しています。(最新更新日:2025年12月5日)
監修者
慶応義塾大学法学部卒業。早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。国内銀行にて個人向け資産運用相談業務を経験した後、2006年ロイター・ジャパン(現LSEG)入社。傘下の投信評価機関リッパーにて、投資信託業界の分析レポート執筆や評価分析業務に従事。2013年、楽天証券経済研究所に入所。2025年5月、株式会社モニクルに参画し、モニクル総研所属。当社ではファンドアナリスト業務や金融教育に関連する情報発信に従事。楽天証券経済研究所 客員研究員。ピクテ・ジャパン・ファンド・アドバイザリー・コミッティーメンバー。CFP®、1級FP技能士。
著書に『本当にお金が増える投資信託は、この10本です。』、『銀行も証券会社もFPも教えてくれない 新しい!お金の増やし方の教科書』、『NISA & iDeCo完全ガイド 2024年新制度対応版』『新NISA完全ガイド FP&投資信託のプロが教える』(いずれもSBクリエイティブ)、共著に『一生楽しく浪費するためのお金の話』(イースト・プレス)他。