3. 背景にある「経済的なゆとり」の欠如

経済的なゆとりはあると感じますか?4/8

出所:シェアフル株式会社「年収の壁に関する実態調査」 (PRTIMES)

経済的なゆとりはあると感じますか?(属性別)5/8

出所:シェアフル株式会社「年収の壁に関する実態調査」 (PRTIMES)

3.1 経済的なゆとりはあると感じますか?

  • 全くゆとりがない: 31.6%
  • あまりゆとりがない: 29.9%
  • ゆとりがある: 22.0%
  • ある程度ゆとりがある: 16.5%

3.2 経済的なゆとりはあると感じますか?(属性別)

正社員・派遣社員・契約社員

  • 全くゆとりがない: 31%
  • あまりゆとりがない: 29%
  • ゆとりがある: 23%
  • ある程度ゆとりがある: 17%

アルバイト・パート

  • あまりゆとりがない: 34%
  • 全くゆとりがない: 33%
  • ゆとりがある: 19%
  • ある程度ゆとりがある: 14%

学生

  • あまりゆとりがない: 30%
  • ゆとりがある: 28%
  • 全くゆとりがない: 22%
  • ある程度ゆとりがある: 21%

主婦・主夫

  • あまりゆとりがない: 31%
  • ゆとりがある: 25%
  • 全くゆとりがない: 23%
  • ある程度ゆとりがある: 21%

こうした就業調整が行われる一方で、人々の生活実感は決して楽なものではありません。「経済的なゆとりがあるか」という問いに対し、「全くゆとりがない」が31.6%、「あまりゆとりがない」が29.9%で、合わせて約6割に達しています。

属性別にみても、すべての属性でゆとりがない人が半数を超えており、「正社員・派遣社員・契約社員」や「アルバイト・パート」は6割に達しています。

とくに「アルバイト・パート」は時給制であるため、「年収の壁」を意識している人がより多いと言えるでしょう。

稼ぎたいという意欲がありながら、制度上の壁によって収入を抑えざるを得ないという状況によって、生活の苦しさに拍車をかけている可能性も否定できません。