1.3 ガウラ
しなやかに伸びた茎の先に花をつけるガウラ。初夏から晩秋まで、途切れることなく次々と花を咲かせ、長く庭を彩ってくれる頼もしい存在です。風に揺れる様子は涼やかで、他の植物との調和も取りやすいでしょう。
育て方のコツは、日当たりと風通しの良い場所で管理すること。草丈が高くなる性質がありますが、初夏に草丈の半分ほどで一度「切り戻し」をしてあげると、株が倒れにくくこんもりとまとまり、さらにたくさんの花を咲かせてくれます。
※参考価格:400~600円前後(3号ポット苗)
1.4 ゲウム
葉の形から「ダイコンソウ」という親しみやすい和名を持つゲウムですが、その花色は鮮やかで洗練されています。
オレンジや赤、黄色といった暖色系の花が多く、庭の一角を明るく照らしてくれます。他の多年草との相性も良く、風景にアクセントを加えてくれるでしょう。
育て方のコツは、夏の暑さと蒸れを避けること。西日の当たらない半日陰で夏越しさせることが、長く楽しむためのポイントです。
水はけが悪いと根腐れを起こしやすいため、風通しと水はけの良い場所を選んで植え付けてくださいね。環境さえ整えれば寒さにも強く、日本の多くの地域で育てやすい多年草です。
※参考価格:200~600円前後(3号ポット苗)
2. 目指したいのは、センス良く素朴なナチュラルガーデン
目指したいのは、センス良く素朴なナチュラルガーデン。その主役となる多年草の魅力は、一度植えれば巡る季節とともに、毎年その訪れを告げてくれることにあります。たとえ冬に地上部が枯れてしまっても、土の中では静かに、力強く春を待っています。
この「待つ」という時間こそが、植物を育てる真の愉しみ。土に触れ、小さな変化に心を寄せるひとときは、私たちの日常に温かな灯をともしてくれます。この春、あなたも庭というキャンバスに、新しい物語を紡いでみてはいかがでしょうか。

