2. 「バランスファンド」による資産運用のメリット
相場が読めない時こそ、この「分散」をパッケージ化したバランスファンドが真価を発揮します。
バランスファンドとは、1つの銘柄で日本や海外の株式、債券、リート(不動産投資信託)など、複数の資産に分散して投資する投資信託のことです。
最大のメリットは、「1つの資産が値下がりしても、他の資産がカバーしてくれる」という点にあります。
【例】ある月の基準価額の変動内訳
- 国内株式:+25円
- 先進国株式(除く日本):+50円
- 新興国株式:+60円
- 国内債券:▲28円
- 先進国債券(除く日本):+12円
- 新興国債券:+30円
- 国内リート:+1円
- 先進国リート(除く日本):▲14円
- その他(信託報酬等) :▲2円
- 合計(基準価額):+134円
この月、国内債券や先進国リートはマイナスでしたが、好調な株式などがそれを補い、トータルでは134円のプラスとなりました。
「国内債券だけに投資していれば損をしていたが、分散していたおかげで利益が出た」と考えることができます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】