3. 【Amazon Go全店閉鎖】今後はスマートカート「Dash Cart」に注力
一方で注意したいのは、Amazonがリテールテックの分野から撤退するわけではないということです。
今回のAmazon Go全店閉鎖およびAmazon Freshのレジレス技術撤退は、「Dash Cart」と呼ばれるスマートカートに注力するための戦略的な転換です。
Dash Cartは、カート自体にスキャナーと画面がついており、商品を入れるたびに金額が表示され、専用レーンを通るだけで決済できる…という仕組みで、Amazon Go運営で明らかになったコスト問題や消費者ニーズの乖離の解消を目指しています。
Just Walk Out技術自体も、空港の売店やスタジアムのショップなど、短時間で少数の商品を買うニーズが極めて高い施設を運営する外部企業に対するライセンス事業という形で、継続される見込みです。
著者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。
モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活、リテールなど。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。
スポーツ競技に幅広い見識があり、特に野球は年間300試合以上を観戦するなど、熱烈な愛情を持っている。スポーツビジネスを経済的な観点で分析する記事の執筆にも力を入れている。その他、世間で話題になったトレンドを幅広くウォッチしており、ジャンルを横断した独自の分析記事も制作している。
最終更新日:2027/07/14