5. 【Amazon Go全店閉鎖】独自の進化を遂げる日本のリテールテック
Amazon Goは日本には上陸していませんが、JR東日本グループとサインポスト社の合弁会社が開発した「TOUCH TO GO」やダイエーがNTTデータと組んで展開している「CATCH & GO」など、多くのレジレスモデルに影響を与えました。
また、福岡発のスーパー「トライアル」のように、これからAmazonが注力していくスマートカートを大規模に導入し、成功を収めている例もあります。
Amazon Go撤退の報を受け、「日本はどうなる?」という懸念も示されていますが、日本は完全無人化ではなく、低コストや省人化を目指すことで、独自の進化を遂げています。
今回のAmazonの失敗は、同社にとっても業界にとっても、多くの気づきを与えました。リテールテクノロジーがコスト度外視の実験から現実的な社会実装に進む大きな一歩になるかもしれません。
参考資料
大蔵 大輔
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。
最終更新日:2025/04/01