3. 相続トラブルの解決にかかる期間は?約3分の1が1年以上、長期化する理由

遺産分割事件の審理期間の内訳

審理期間、どれくらいかかることが多い?

出所:最高裁判所「令和6年 司法統計年報(家事編)」をもとにLIMO編集部作成

家庭裁判所での手続き開始から終結までにかかる時間を審理期間と呼びます。

遺産分割に関する争いは、金銭的な問題だけでなく感情的な対立も絡むため、解決が短期で済むとは限りません。

最高裁判所の「令和6年 司法統計年報(家事編)」によれば、遺産分割事件のおよそ3分の1は、解決までに1年以上の期間を要しています。

協議が長引くと、不動産の登記変更や預貯金の解約といった手続きが滞り、相続人各自の生活設計に支障をきたす恐れもあります。

そのため、相続が始まってから対応するのではなく、生前のうちに財産の分け方や希望について家族で話し合っておくことが大切です。