2. 70歳代シニアの年金収入は平均いくら?|厚生年金と国民年金
老後の主な収入源となる年金について、70歳代シニアが実際にどの程度受け取っているのかを見ていきましょう。
公的年金には、会社員などが加入している厚生年金と、自営業者などが中心に加入する国民年金があります。
まずは、厚生年金の平均年金月額について見ていきましょう。年金をいくらもらっていて、その年金をもらっている方の人数についても具体的に見ていきます。
2.1 厚生年金の平均年金月額
- 〈全体〉平均年金月額:15万289円
- 〈男性〉平均年金月額:16万9967円
- 〈女性〉平均年金月額:11万1413円
※平均年金月額には、基礎年金月額を含む。
2.2 厚生年金(第1号)の月額階級ごとの受給者数
- ~1万円:4万3399人
- 1万円以上~2万円未満:1万4137人
- 2万円以上~3万円未満:3万5397人
- 3万円以上~4万円未満:6万8210人
- 4万円以上~5万円未満:7万6692人
- 5万円以上~6万円未満:10万8447人
- 6万円以上~7万円未満:31万5106人
- 7万円以上~8万円未満:57万8950人
- 8万円以上~9万円未満:80万2179人
- 9万円以上~10万円未満:101万1457人
- 10万円以上~11万円未満:111万2828人
- 11万円以上~12万円未満:107万1485人
- 12万円以上~13万円未満:97万9155人
- 13万円以上~14万円未満:92万3506人
- 14万円以上~15万円未満:92万9264人
- 15万円以上~16万円未満:96万5035人
- 16万円以上~17万円未満:100万1322人
- 17万円以上~18万円未満:103万1951人
- 18万円以上~19万円未満:102万6888人
- 19万円以上~20万円未満:96万2615人
- 20万円以上~21万円未満:85万3591人
- 21万円以上~22万円未満:70万4633人
- 22万円以上~23万円未満:52万3958人
- 23万円以上~24万円未満:35万4人
- 24万円以上~25万円未満:23万211人
- 25万円以上~26万円未満:15万796人
- 26万円以上~27万円未満:9万4667人
- 27万円以上~28万円未満:5万5083人
- 28万円以上~29万円未満:3万289人
- 29万円以上~30万円未満:1万5158人
- 30万円以上~:1万9283人
※第1号厚生年金被保険者とは、民間企業などに勤める方。
最新の公表データによると、70歳代を含む高齢者の平均年金月額はおよそ15万円台となっています。
この金額は、あくまで平均値であり、加入期間や現役時代の収入によって差が大きいことが上述の数字からも読み取れます。受給額の分布を見ると、10万円未満から20万円以上まで幅広く分かれています。
また、男性と女性でも、受給額に6万円弱の差があることがわかります。受給権者数も男性は約1068万人ですが、女性は540万人です。母数が少ないことも関係しますが、女性の働き方も大きく影響している可能性があります。
では、次に国民年金(老齢基礎年金)を見ていきましょう。
2.3 国民年金の平均年金月額
- 〈全体〉平均年金月額:5万9310円
- 〈男性〉平均年金月額:6万1595円
- 〈女性〉平均年金月額:5万7582円
2.4 国民年金の年金月額階級ごとの受給者数
- 1万円未満:5万1828人
- 1万円以上~2万円未満:21万3583人
- 2万円以上~3万円未満:68万4559人
- 3万円以上~4万円未満:206万1539人
- 4万円以上~5万円未満:388万83人
- 5万円以上~6万円未満:641万228人
- 6万円以上~7万円未満:1715万5059人
- 7万円以上~:299万7738人
※旧法老齢年金の受給権者と新法老齢基礎年金の受給権者(受給資格期間を原則として25年以上有する者)の合計で、老齢基礎年金受給権者には被用者年金が上乗せされている方を含みます。
国民年金に主に加入してきた方の平均月額は5万円台にとどまります。多くの場合、生活費のすべてを年金だけで賄うのは難しい水準といえます。
このように、年金収入は制度の違いによって大きな差があります。次章では、こうした年金収入をもとに、70歳代シニア世帯のひと月の家計収支がどのようになっているのかを確認します。