6. 【年代別の食費平均】シニア世帯の1カ月の食費はいくら?家計管理のポイント

家計の管理において、日々の工夫で節約しやすい支出項目の一つが「食費」ではないでしょうか。

ここで、総務省統計局の「家計調査 家計収支編(2025年)」を基に、二人以上世帯における1カ月の食費の平均額を確認してみましょう。

全体平均 7万5500円

  • ~29歳 5万2600円
  • 30~39歳 6万9600円
  • 40~49歳 8万円
  • 50~59歳 8万1300円
  • 60~64歳 8万円
  • 65~69歳 7万7600円
  • 70~74歳 7万4500円
  • 75~79歳 6万8500円
  • 80~84歳 6万6500円
  • 85歳~ 6万3500円

二人以上世帯の1カ月の食費平均は、50歳代でピークを迎え約8万1000円に達します。その後、60歳を過ぎるとライフスタイルの変化や食事量の減少などから徐々に減少し、85歳以上では6万3500円に落ち着く傾向が見られます。

食費は家族構成やライフステージによって大きく変動しますが、年金収入が中心となるリタイア後の世帯では、家計全体に占める食費の割合(エンゲル係数)が高くなる傾向があります。

物価の上昇が続くなか、食料品の価格動向を注視しつつ、無理のない範囲で食生活や家計全体を賢く管理していく視点がますます重要になっています。

7. まとめ:老後資金の準備は「現状把握」から始めよう

データが示すように、65歳以上の無職世帯の多くは毎月約3万5000円の赤字を抱え、貯蓄額も世帯によって大きな差があるのが実情です。

リタイア後の生活は「年金収入と貯蓄の取り崩し」が主な柱となるため、食費をはじめとした日々の支出をコントロールすることが、現役時代以上に大切になります。

将来、ゆとりあるセカンドライフを送るためには、「自分の年金がいくらもらえるのか」「毎月いくらで生活しているのか」を正確に把握することが第一歩です。理想の暮らしを実現するために、できるだけ早い段階から計画的な資産形成と家計管理を始めてみてはいかがでしょうか。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部年金班