6. まとめにかえて:75歳以降の家計は「平均」では判断できない

後期高齢シニア夫婦の資産内訳を見ると、資産の約3分の2を預貯金が占め、有価証券の割合は控えめです。

安定性は高い一方で、インフレが続く状況では、預貯金の実質的な価値が目減りするリスクも避けられません。

「人生100年時代」においては、健康寿命だけでなく、資産寿命をどのように延ばしていくかという視点が欠かせます。

現役時代から少しずつ備えを進めるとともに、年金の繰下げ受給など公的制度の仕組みを理解しておくことが、将来の不安を和らげる土台となるでしょう。

参考資料

マネー編集部社会保障班