2. 【運用実績を比較】「オルカン」と「S&P500」の実際の運用実績
ここでは、オルカンとS&P500の実際の運用実績を比較してみましょう。
2.1 オルカンの「基準価額と純資産総額」の推移をチェック
【2025年12月30日基準】
- 設定日:2018年10月31日
- 設定来の運用実績:+233.65%
- 直近1年間の運用実績:+20.51%
- 直近6カ月の運用実績:+21.33%
2.2 S&P500の「基準価額と純資産総額」の推移をチェック
【2025年12月30日基準】
- 設定日:2018年7月3日
- 設定来の運用実績:+197.58%
- 直近1年間の運用実績:+15.38%
- 直近6カ月の運用実績:+21.40%
2.3 設定来のトータルリターン比較:「オルカンが優勢」という結果に
ファンドの設定日が約3カ月ずれているため厳密な比較とはいえませんが、設定来のトータルリターンではオルカンがS&P500を上回る結果となっています。
- オルカン:+233.65%
- S&P500:+197.58%
2.4 直近1年間のリターン比較:「オルカンが優勢」という結果に
直近1年間のリターンについても、オルカンがS&P500を上回る結果となっています。
- オルカン:+20.51%
- S&P500:+15.38%
2.5 直近6カ月のリターン比較:「S&P500が優勢」という結果に
直近6カ月のリターンでは、S&P500がオルカンを上回る結果となりました。
- オルカン:+21.33%
- S&P500:+21.40%
直近6カ月の実績を比べると、S&P500が+21.40%、オルカンが+21.33%と、米国市場の堅調さが目立つ結果となりました。
一方、より長い1年間で見ると、世界に分散投資するオルカンが、米国集中型のS&P500を上回る場面も確認されています。
こうした違いは、両者の「リスクの取り方」の差を示しています。
米国市場が調整局面に入ると、S&P500は影響を受けやすい一方、オルカンは欧州や新興国など他地域の動きによって影響が和らぐ可能性があります。
直近の好調な実績は魅力的ですが、将来の成果が保証されるわけではありません。
自身のリスク許容度に応じて選ぶことが重要です。
著者
一種外務員資格(証券外務員一種)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、AFP(Affiliated Financial Planner)を保有。関西学院大学総合政策学部卒。日本生命保険相互会社に入社。個人・法人顧客の新規開拓・コンサルティング営業に従事。生命保険提案を通じ、FPとして若年層から富裕層までの相談経験をもつ。ライフスタイルに合ったバランスの良い保障と資産運用のアドバイスが強み。現在は個人向け資産運用サービス会社にて、資産運用コンサルティング業務のサポートをおこなう。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。大阪府大阪市出身。
監修者
LIMO編集部銀行出身者チームは株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、メガバンクや地方銀行などの大手金融機関にて、資産運用相談や融資業務の経験を積んだ「元銀行員」の編集者が中心となり構成されている、金融専門のライティングチームです。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍しています。
LIMO編集部銀行出身者チームには株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子、株式会社三菱UFJ銀行出身の中本智恵、株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)出身の石津大希など、資産運用アドバイザーとしての実務経験を有する編集者が在籍しており、各編集者がファイナンシャル・プランナー(FP)として、シニア層から富裕層まで幅広い層の相談に対応してきた点が強みです。
金融機関での勤務経験年数はチーム合計で20年超。表彰歴を持つ編集者も多数在籍しています。国税庁や金融庁など官公庁の公開情報をもとに、豊富な経験と知識を有するプロフェッショナル集団が、読者に正確で実践的な情報をお届けします。
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