2.2 純金積立のデメリットと注意点

純金積立を始める前には、メリットだけでなくデメリットや注意点もしっかりと確認しておくことが大切です。

純金積立のデメリット

純金積立のデメリット

出典:LIMO編集部作成

各種手数料が発生する

純金積立には、購入時にかかる「買付手数料」、年に一度支払う「年会費(口座管理料)」、預けている金の量に応じた「保管料」などがかかる場合があります。これらのコストは、積立額や期間によってはリターンを圧迫する要因になり得ます。手数料の体系は提供会社によって異なるため、事前に十分に比較検討することが重要です。

価格変動リスクがあり、元本は保証されない

金は安全資産といわれる一方で、その価格は世界情勢や経済指標によって常に変動しており、大きく下落する可能性も否定できません。元本が保証されている金融商品ではないため、投資である以上リスクが伴うことを理解しておく必要があります。

利息や配当は生まない

金そのものは、株式の配当金や預貯金の利息のように、保有しているだけで収益を生み出す資産(インカムゲイン)ではありません。利益を得る主な方法は、購入時より価格が上昇したタイミングで売却することによる売却益(キャピタルゲイン)となります。

売却益は課税対象となる

純金積立を通じて得た利益(売却益)は、譲渡所得などとして課税の対象になります。売却する際には、税金がどの程度かかるのかを事前に把握しておくことが大切です。なお、純金積立はNISA(少額投資非課税制度)の対象外ですが、金価格に連動する一部のETF(上場投資信託)はNISAの成長投資枠で購入できます。