5. 仕事以外の生きがいを持ち、コミュニティを大事にしていた

老後の生活に満足感があるかどうかは、お金だけでは決まりません。

仕事が中心だった生活から一歩離れたときに、どれだけ「心のよりどころ」を持っているかが大きく影響します。

趣味に打ち込んだり、地域のサークルに参加したり、ボランティアを通じて人とつながったり、こうした活動を続けていた人は、退職後も自然と生活にハリが生まれます。

社会活動への参加と生きがい

出所:内閣府「令和7年版高齢社会白書(全体版)」

内閣府の調査データによると、何らかの社会活動に参加した方の8割強が「生きがいを感じている」という結果が明らかになっています。

人とのつながりがあることは、精神面だけでなく生活の安定にも寄与します。孤立が続くと心身の不調につながりやすく、その結果、医療費が増えたり生活リズムが崩れたりすることもあります。

反対に、気軽に相談できる相手や共に過ごす仲間がいれば、不安が小さくなり、生活の満足度も高まりやすいものです。

人間関係は目に見えないものですが、老後の安心感を形づくる重要な“資産”と言えます。