3. 「住まい」をダウンサイジングする勇気
家賃やローンは、老後の最大のリスクです。
持ち家なら定年までの完済は必須。賃貸派であれば、収入減を見越して「身の丈に合ったサイズ」へ住み替える準備が必要です。子どもが独立した後の「広い家」を維持するコストを早めにカットすることが、心の余裕に直結します。
国土交通省の調査では、高齢者の住まいとして持ち家が3280万戸と多い一方で、賃貸住宅に住み続ける高齢者も1906万戸と未だに多いことがわかっています。
賃貸に住み続けると家賃だけで毎月数万円の固定費がかかり、大きな支出の一つとなっています。しかし、賃貸に住む方でも「住み替え」をすることで固定費を抑えることは可能です。
以下はライフステージ別に住まいの面積を表した表です。
夫婦のみで生活する住まいは子どもと一緒に生活している住まいと比べて面積が小さく、構造が異なる傾向が明らかになっています。
老後にゆとりのあるシニアは、賃貸派であっても、加齢に伴う収入変動に備えて「将来払える家賃の範囲」をイメージして選択していたと考えられます。
無理のない住まいのサイズや位置を早めに検討しておくことで、老後の生活コストを安定させ、心の余裕につながっています。

