もちろん、「株式投資が大好きで、自分で銘柄選択もできる」という方は株式投資でもよいですが、投資信託には投資信託ならではの良さがあります。

  • 海外、特に新興国の資産にも簡単にアクセスできる
  • バランス型ファンドの中にはリスク調整が可能な金融商品がある
  • プロ投資家が運用してくれる

ただし、上記のようなファンドの多くはアクティブファンドで信託報酬がインデックスファンドと比べると割高に映ります。

もっとも、割高な理由はあるのですが、どうしても運用コストの安いインデックスファンドが良いという場合には、非課税枠のある「つみたてNISA」が良いでしょう。

つみたてNISAは、金融庁が厳選した投資信託のみのラインナップとなっています。したがって、そこは皆さん安心できる投資信託ばかりですので、その中から選ぶというのが王道です。

ただ、つみたてNISAの枠だけでは(開始年齢によって最終的に活用できる金額は変わります)、決して老後資金をまかなえるわけではありませんので、いやがおうにも投資信託を選別していかなくてはなりません。