4. 老後の生活を支えるための「貯蓄方法」を考える
令和のいま、ご自身の老後生活を豊かにできるかどうかは、貯蓄額にかかっていると言っても過言ではありません。公的年金だけでは生活費すべてを賄えるとは限らず、趣味を楽しみながら老後を過ごすためには、自助努力が必要です。
しかし、超低金利が続く近年、普通預金や定期預金だけでは資産が増えず、老後に必要とされる資産形成が困難です。
2024年1月より「新しいNISA」がスタートし、利益に対する非課税の恒久化で、個人でも投資をしやすい環境が作られています。
これからの時代、公的年金だけに頼った老後は難しいと言えます。そのため、老後の生活にどれくらい貯蓄が必要かを考えつつ、今からできる貯蓄方法について考えておきましょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- QUICK資産運用討論会「資産所得倍増プランについて」
児島 裕子