2. 在職定時改定で12月以降の年金はどのくらい増える?
在職定時改定による増額分について、厚生労働省と日本年金機構の資料をもとに見ていきましょう。
65歳以降も厚生年金に加入し、標準報酬月額20万円で1年間働いた場合、増額分は以下の計算式で求められます。
20万円 × 5.481 / 1000 × 12ヵ月 = 1万3154円
この結果、10月から反映される年金は月額で約1100円、年間では約1万3000円の増額となります。
なお、増額された年金額は従来の厚生年金と同様に、生涯にわたって受け取ることができます。
