5. まとめ
後期高齢者の医療費負担は、この秋から正式に1割・2割・3割のいずれかになります。
3割負担の人は年収要件が高く設定されているため該当する人は少ないと考えられますが、年金受給額やそのたの所得金額によっては、2割負担となる可能性があるでしょう。
年金生活者にとって、医療費負担のコントロールは難しいものです。医療費の支払いが家計に大きな影響を与えないよう、十分な備えを用意しておく必要があります。
参考資料
- 厚生労働省「医療費の一部負担(自己負担)割合について」
- 厚生労働省「後期高齢者医療の窓口負担割合の見直しについて(お知らせ)」
- 北海道後期高齢者医療広域連合「医療を受けた時の自己負担について」
- 厚生労働省「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
石上 ユウキ