3. 2025年度「定額減税の補足給付金(不足額給付)」の対象者とは
2025年度「定額減税の補足給付金(不足額給付)」の対象者は、大きく分けて「不足額給付①」と「不足額給付②」があります。
3.1 「不足額給付①」の詳細
「不足額給付①」は、当初支給された調整給付と、本来受け取るべき給付額に差がある場合に追加で補填されるものです。
具体的には、住民税所得割額が税額の修正で減額された人、扶養家族が増えた人、所得が下がったことで2024年分の推計所得税額(2023年中の所得)が実際の2024年分所得税額(2024年中の所得)を上回った人、または2024年中に就職して収入が発生した人などが対象となります。
支給額は1万円単位で切り上げて計算されるため、実際の不足額よりも多く受け取れる場合があります。
3.2 「不足額給付②」の詳細
「不足額給付②」の対象となるのは、以下の3つの条件をすべて満たす場合です。
- 令和6年分所得税、令和6年度分個人住民税所得割ともに非課税
- 「扶養親族」の対象外(税制度上)
- 低所得世帯向け給付の対象世帯の世帯主・世帯員に該当しない
3つの条件をすべて満たしている場合は、一律の給付が受けられる可能性があります。
支給額は最大4万円ですが、ケースによっては4万円未満となる場合もあります。
なお、申請が必要な人はさらに対象者が限定されます。

