7. まとめにかえて
年末調整だけでは受けられない控除や還付は意外と多くあります。
医療費控除やふるさと納税、副業など、少しでも該当する項目がある人は、確定申告をすることで払いすぎた税金を取り戻せるかもしれません。
手続きは面倒に感じるかもしれませんが、スマートフォンやマイナンバーカードを使えばオンラインで簡単に申告できます。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」は、令和7年1月から、スマートフォンでも操作しやすくなりました。
これまで一部の控除についてPCでしか対応できなかった項目がスマホ申告に対応するなど、利便性がさらに向上しています。パソコン画面もシンプルで見やすくなり、スマホ申告がより便利になっています。
「知らなかった」で損をしないよう、毎年の年末調整シーズンに合わせて見直してみましょう。
参考資料
- 国税庁「医療費控除を受ける方へ」
- 国税庁「確定申告が必要な方」
- 国税庁「医療費を支払ったとき」
- 国税庁「確定申告書作成コーナー」
- 国税庁「公的年金等の課税関係」
- 国税庁「マイホームの取得等と所得税の税額控除」
- 国税庁「災害や盗難などで資産に損害を受けたとき(雑損控除)」
- 国税庁「中途退職で年末調整を受けていないとき」
- 国税庁「源泉徴収票不交付の届出手続」
- 政府広報オンライン「令和6年分の確定申告はご自宅から申告できる便利な「e-Tax」をご利用ください!確定申告会場への来場や書類の持参が不要です」
和田 直子
