4. ケース③:副業・アルバイトなどで20万円を超える所得がある場合 ~申告ラインと実例注意点~
会社員であっても、副業やアルバイト、投資収入などがある場合には、確定申告義務が発生するケースがあります。基準となるルールは以下です。
年金以外の所得(給与・事業収入・家賃収入・配当・譲渡所得など)から必要経費を差し引いた所得金額が年間20万円を超えるときに申告が必要
※逆に、この額が20万円以下であれば、確定申告不要となることが多い
例えば、給与所得が本業で年末調整済みでも、ネットで少額の副業をしていて、その所得が30万円になっていたなら、その副業分について申告が必要です。
最近では、YouTube広告収入・アフィリエイト収入・フリマアプリの売上なども「雑所得」として扱われるケースがあります。
たとえ少額の場合でも、複数の収入源を合算して20万円を超えることがあるため注意が必要です。
さらに、副業でかかる交通費・通信費・備品代などを必要経費として正しく差し引けるかどうかが所得の左右を大きく影響するため、経費の証拠(領収書など)をきちんと保管しておくことが重要です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】