4. 植えっぱなしOKの球根植物&多年草で「ローメンテな庭をつくる」3つのコツ
4.1 開花リレーで花の途切れない景色をつくる
ひとつの季節に花が集中してしまうと、庭の華やかさが一時的で終わってしまいます。開花時期が異なる植物を組み合わせたり、長く咲き続ける花を選んだりしましょう。
新たな苗を植えなくても、つねにどこかに花が咲いていて、1年を通じて季節の移ろいを楽しめる豊かな庭になります。
4.2 花後の姿をカバーする植栽を意識する
植えっぱなしの球根植物は、花が終わった後、翌年の開花のために葉が枯れるまで残す必要があります。そのため、葉が枯れていく過程が、庭の景観を損ねることも。
球根植物の花後の葉を隠すには、その隣や手前に、葉が大きく茂る多年草を配置するのがおすすめ。地面の露出が減って雑草が生えるスペースも少なくなり、ローメンテナンスにもつながります。
4.3 葉色や形が美しいリーフプランツを取り入れる
花が咲いていない時期も庭の美しさを保つため、色や形が美しい葉を持つ多年草を取り入れましょう。斑入りやライムグリーンの葉は庭を明るく彩り、シルバーやブロンズの葉はシックな雰囲気に。
丸く大きな葉、細くシャープな葉、深い切れ込みのある葉など、形の異なる葉を組み合わせることで個性が際立ち、庭にリズムと奥行きを与えます。
5. 植えっぱなしにできる球根植物や多年草で四季折々の彩りを
忙しい日々の中でも、庭に癒やしと彩りを求める方に最適なのが、植えっぱなしでOKの多年草と球根植物。秋はこれらの植物を植え付ける絶好のタイミングです。
一度植え付ければ、植え替えや細かい管理の手間はほとんどなく、毎年決まった時期に開花します。お気に入りの植物をみつけて、ローメンテでも美しい景観を保てる、理想の庭づくりを始めてみませんか。
