3. 【経験年数別で見る】銀行員の「月給・賞与・年収」を一覧表でチェック!

政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査」によると、経験年数別における銀行員の平均的な「月給・賞与・年収」は、以下の結果となりました。

月給・賞与・年収

月給・賞与・年収

政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査 令和6年賃金構造基本統計調査」を参考に筆者作成

経験1〜4年の段階で収入は大きく伸び、5〜14年の中堅層では賞与の増加により年収が安定して上昇します。

15年以上のベテランになると、役職や責任の度合いに応じて、さらに年収が高くなります。

また、国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」では、1年を通じて勤務した給与所得者の平均給与を「勤続年数別」にみた場合、最も高い水準は30〜34年で751万円でした。

このデータは経験年数ではなく勤続年数に基づくものですが、同一の職種や企業で働き続ける期間が長くなるほど収入が増えるという傾向は、給与所得者全体に共通して見られると考えられます。