「お金持ち」といわれる富裕層とはいくら持っている人か

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「結構お金持ちは多いな」という印象を持つ人もいるのではないでしょうか。

金融資産だけでお金持ちを見るには不十分

ここまで金融資産や純金融資産という定義をもとにお金持ちを見てきましたが、実際にはこの指標だけでお金持ちを知るには不十分といえる点があります。

多くの方がお気づきのように、お金持ちの資産の代名詞ともいえる「不動産」が含まれていません。もっとも、借入をして不動産投資をしている場合には、これまで見てきたネット資産の考え方で行くとお金持ちには該当しないケースもあります。ただ、相続などで借り入れが紐づいていない不動産保有者もいることでしょう。

こうした不動産中心としたお金持ちも含めた富裕層調査がされれば、さらに日本の富裕層のすそ野も広がってきそうに見えてきます。

【参考資料・データ】

青山 諭志

参考記事

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。