物価高が続くなか、年金だけでの生活に不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
毎年2月の年金支給日にあわせて、「年金生活者支援給付金」が年金に上乗せして支給されます。この制度は、所得や年金額が一定基準以下の方を対象とした支援で、申請しなければ受け取れない点が特徴です。
ここでは、2025年度の給付額や対象条件、手続きの流れを整理し、該当する可能性がある方が見落とさないためのポイントを確認します。
1. 年金額には差がある?支援給付金が設けられた背景
厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、公的年金の平均月額は国民年金(老齢基礎年金)で5万円台、厚生年金(国民年金部分も含む)で15万円台です。
ただしグラフのように、厚生年金を月額30万円以上受け取っている人もいれば、国民年金・厚生年金ともに月額3万円未満となる人まで、幅広い受給額ゾーンにちらばっています。
年金とその他の所得を含めても一定基準以下の所得となる場合、「年金生活者支援給付金」の支給対象となる可能性があります。

