お金持ちとは一口に言いますが、その資産規模によってお金持ちも分類することができます。お金持ちとはいったいいくら持っていればお金持ちといわれるのでしょうか。今回は2018年12月に野村総合研究所が発表した富裕層調査をもとにお金持ちについて整理します。
富裕層を分類するための基準とは
お金持ちといっても、現金を持っているお金持ち、また不動産をたくさん所有しているお金持ちなど様々です。
たとえば、資産を多く所有しているお金持ちとはいえ、借入をもとに投資をしている人も多くいます。そうした場合には、家計のバランスシートが大きく見えているだけともいえるので、資産から借入を差し引いた「ネット」資産を見てあげる必要がります。
野村総研の調査でも同様の考え方で、金融資産の合計額から負債を差し引いた「純金融資産保有額」を基準に世帯を5つ分類しています。
富裕層はいくらもっていると富裕層なのか
今回の野村総研の階層別の世帯当たり保有資産規模の定義は以下の通りです。