3. おわりに

この記事では、15年間、毎月5万円を積立投資した場合のシミュレーション結果を見てきました。

年利1%でも71万円、5%なら436万円もの運用益が生まれる可能性があることが分かりました。これは「時間」と「複利」の力を味方につけることの大切さを示しています。

人生100年時代と言われる現代では、退職後の生活資金を年金だけに頼るのではなく、自分自身で資産を育てていく姿勢がますます重要になっています。特に新NISA制度を活用することで、より効率的な資産形成も可能です。

もちろん、投資には元本割れのリスクも存在します。

しかし、長期的な視点で、自分の許容できるリスクの範囲内で始めることで、将来の経済的な選択肢を広げることができるでしょう。

15年間の投資と考えれば、50代からでも遅くありません。ぜひ、ご自身の老後の生活設計を改めて考えてみてください。

参考資料

斎藤 彩菜