3. 【富裕層+超富裕層】日本に「資産家」は何%いる?
まずは、野村総合研究所のレポートをもとに「富裕層」の定義について見ていきます。
3.1 《富裕層の定義》
野村総合研究所のレポートによると、純金融資産保有額の規模に応じて、日本の全世帯を5つの階層に分類されています。
純金融資産が1億円以上の世帯は「富裕層」、5億円以上の世帯は「超富裕層」と定義されているのが特徴です。
3.2 保有資産額1億円以上の「資産家」日本にどのくらいいる?
「富裕層+超富裕層」の合計は、165万3000世帯で、日本の全世帯の約3%に相当します。
- 超富裕層(5億円以上):11万8000世帯/135兆円
- 富裕層(1億円以上5億円未満):153万5000世帯/334兆円
- 準富裕層(5000万円以上1億円未満):403万9000世帯/333兆円
- アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):576万5000世帯/282兆円
- マス層(3000万円未満):4424万7000世帯/711兆円
富裕層と超富裕層が保有する資産の合計は469兆円となっており、全世帯の保有資産額(1795兆円)の約26%が、上位約3%のトップ層に集中しているのが特徴です。
