物価高により、多くの世帯で生活費の負担が増しています。
その一方で日本では「富裕層や超富裕層」が増加傾向にあることをご存じでしょうか。
具体的には、富裕層や超富裕層が保有する純金融資産の総額は、過去10年間で約72%も増加したというデータもあります。
なぜ、富裕層は増え続けているのでしょうか。
この記事では、「資産家」が日本に何%いるのか見ていきます。
また、富裕層や超富裕層が増加した「3つの背景」についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
1. 【40歳代未満~50歳代】二人以上の勤労世帯「1カ月あたりの生活費」平均いくら?
40歳代未満~50歳代の1カ月あたりの生活費は、平均でいくらなのでしょうか。
総務省統計局「家計調査報告家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」をもとに、二人以上世帯のうち勤労者世帯に視点をあてて、世帯主の年齢階級別に月の生活費を確認します。
1.1 【40歳未満】1カ月あたりの生活費
- 実収入:60万6539円
- 消費支出:28万544円
- 非消費支出:9万18円
- 家計収支:23万5978円
1.2 【40歳代】1カ月あたりの生活費
- 実収入:70万607円
- 消費支出:33万1526円
- 非消費支出:12万9607円
- 家計収支:23万9474円
1.3 【50歳代】1カ月あたりの生活費
- 実収入:71万898円
- 消費支出:35万9951円
- 非消費支出:14万1647円
- 家計収支:20万9300円
年代が上がるにつれ収入が増えていますが、消費支出・非消費支出も増えていることがわかりました。
次は、富裕層の資産運用のポイントを見ていきましょう。
