4. まとめにかえて
行政の資料を見ると、年金だけで豊かな老後生活を送るのは現実的ではありません。
年金はあくまでも基礎生活費をまかなうための収入として位置づけ、不足分や娯楽を楽しむためのお金は自分で工面しましょう。
現役世代の方は、iDeCoの拠出額を最大限活用することで所得控除による節税効果と運用益の非課税メリットを得られます。
60歳まで引き出せない制約は、無計画な取り崩しを防ぐメリットと捉え、計画的に老後資産の準備を進めましょう。
参考資料
- J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)」
- 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」
- iDeCo公式サイト「iDeCo(イデコ)の特徴」
柴田 充輝