2.7 【時にはご褒美も】ルールを決めて”節約ばかり”の毎日にしない

貯蓄を増やすには節約が不可欠です。しかし、無理な節約は精神的な負担になり、なかなか続きません。

「がんばったのに報われない…」とモチベーションが下がってしまわないよう、時には自分への「ご褒美」も用意しましょう。

ご褒美には、金額とルールを決めておくと「無駄遣い」を回避できます。

たとえば、「前月に目標額を貯金できたら翌月はカフェランチに〇円まで使ってOK」というように、ご褒美の金額や頻度をあらかじめ決めておくのがポイントです。

これにより、無計画な浪費を防ぎつつ、貯金のモチベーションを維持できるでしょう。

カフェで食事

カフェで食事

Mallika Home Studio/shutterstock.com

3. まとめ

SNSでよく見かける「5年で貯金500万円達成」「手取り20万円で年間100万円貯金」といった投稿。

「自分にはとても無理…」と思う人もいるかもしれませんが、実は支出や行動をちょっと見直すだけで、着実にお金が貯まっていったという人は少なくありません。

貯蓄は「年収が高い人だけのもの」と考えがちですが、必ずしもそうではありません。収入が多くても支出も多ければお金は残らないもの。つまり、“収入と支出のバランスをどうとるか”が、お金を貯められるかどうかの分かれ道です。

今回ご紹介した7つのポイントは、どれも今日からすぐに実践できるものばかり。

一つひとつを意識するだけで、毎月数千円〜数万円の差が生まれ、5年後には「大きな資産の差」につながる可能性があります。

「ちょっとやってみようかな」と思えることから、ぜひ始めてみてください。

参考資料

和田 直子