4. 65歳以上世帯の平均貯蓄額は?

では、いまのシニア世代の方々は貯蓄をどのくらい保有しているのでしょうか。

総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)2024年(令和6年)平均結果の概要(二人以上の世帯)」を参考に、65歳以上の貯蓄額を確認していきます。

二人以上世帯のうち「世帯主が65歳以上のシニア世帯」貯蓄額の平均・中央値

二人以上世帯のうち「世帯主が65歳以上のシニア世帯」貯蓄額の平均・中央値はいくら?

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)貯蓄の状況」

世帯主が65歳以上かつ二人以上の世帯は、平均貯蓄額2509万円、中央値1658万円(貯蓄保有世帯)でした。

貯蓄が4000万円を超える世帯が20%ある一方で、500万円未満の世帯も合計すると21.7%にのぼります。

貯蓄の少ない世帯は、これからの収支を少しでも改善できるようにしていくのがよいでしょう。