3. 赤字から考える「老後に必要な最低限の資金」
先述したデータ 総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」を元に毎月の赤字が約3万4千円と仮定すると、
この赤字が20年間続けば、「34000円 × 12ヶ月 × 20年」で約824万円の不足となります。
赤字を放置すると、将来に向けての資金不足が深刻になることがわかるでしょう。
この不足分は貯蓄取り崩しによって補填する以外になく、長期的な資金計画や備えが欠かせません。
年金生活に入る前から「この程度の赤字が続く可能性がある」と知っておくだけでも、貯蓄への意識が変わるかもしれません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
元銀行員/一種外務員資格(証券外務員一種)/LIMOマネー編集部金融ライター
一種外務員資格(証券外務員一種)。大学卒業後、株式会社三菱UFJ銀行にて後方事務や法人営業部門のアシスタント事務を経験。その後、三井住友信託銀行に転職し、資産運用アドバイザー業務に約10年間従事。
15年以上にわたり金融機関に在籍し、現役世代からシニア層、富裕層まで延べ1000名以上の個人顧客に対し、資産運用コンサルティングや承継対策を提案。表彰歴多数。現在は、株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア『LIMO(リーモ)』、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』にて企画・執筆・編集・監修を幅広く担当。
15年以上の金融機関キャリアに加え、自身も20年以上の投資経験(投資信託・株式・FX・金など)を持つ。金融のプロ・現役投資家・生活者(出産・育児経験)の3つの視点から、年金制度の仕組み、社会保障、NISAや住宅ローン、相続まで分かりやすく解説。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数獲得。【2026年6月29日更新】