4. 【定額減税補足給付金(不足額給付金)】支給スケジュールは自治体ごとに異なる
自治体ごとにスケジュールや手続きの方法が異なるため、お住まいの地域の公式情報を確認する必要があります。
例えば、北海道札幌市の場合、以下のようなスケジュールで支給されます。
書類発送の予定
- 支給のお知らせ(申請不要):7月31日〜8月4日に発送
- 確認書(申請必要):8月5日以降、順次発送
提出・申請の期限
- 確認書の提出期限: 10月31日(消印有効)
支給時期
- 支給のお知らせが届いた人:8月26日~8月28日
- 確認書が届いた人:確認書受付後、概ね1ヵ月程度
札幌市では、支給のお知らせが届いた方は申請が不要で、8月下旬にすでに振り込まれています。
まだ振り込まれていない方は、お住まいの自治体の公式情報を確認してみましょう。
5. お住まいの自治体の公式情報をよく確認しておきましょう
定額減税の対象でありながら税額が少なく減税を使い切れなかった方や、そもそも課税されていなかった方には、自治体から【定額減税補足給付金(不足額給付金)】が支給されます。
この給付は、税額の変動によって差額が生じた人向けの「不足額給付Ⅰ」と、扶養されていない無所得者など減税の恩恵を受けられなかった人向けの「不足額給付Ⅱ」の2種類があり、それぞれで条件や支給額が異なります。
多くの場合は申請不要で受け取れますが、転入者や通知が届かない方、確認書の提出が必要な方は申請が必要です。
申請期限は自治体ごとに異なり、期限を過ぎると受給できなくなる可能性があります。
また、給付条件や手続き方法も自治体によって異なるため、必ずお住まいの自治体の公式情報を確認し、通知や案内を見逃さないようにしましょう。
参考資料
- 国税庁「令和6年分所得税の定額減税のしかた」
- 総務省「個人住民税の定額減税について」
- 江戸川区「不足額給付Ⅱ 支給要件確認フローチャート」
- 札幌市「令和7年度札幌市定額減税補足給付金(不足額給付金)」
加藤 聖人