2. 【70歳代】おひとりさまシニアの「平均貯蓄額」はいくら?
仕事による収入がなくなれば、基本的に年金と貯蓄で生活するわけですが、次にシニアのお金事情を見ていきましょう。
金融経済教育推進機構が公開したデータである「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」によると、70歳代おひとりさまの平均貯蓄額は1634万円でした。
より実態に近い中央値は475万円となっています。平均値と中央値に1000万円以上の差がある点には留意しておいたほうがいいかもしれません。貯蓄のある人とない人の差が大きくなっていると予想できます。
70歳代おひとりさまの貯蓄額の分布をみると、多い順に「金融資産非保有27.0%」「3000万円以上15.9%」「1000~1500万円未満8.9%」「500~700万円未満7.3%」などと個人差がわかります。
また、貯蓄2000万円以上が20%以上を占めている一方で、金融資産非保有と100万円未満の世帯を合わせると3割を超えていました。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)