3. おひとりさまだからこそしっかりとした備えを
おひとりさまだからこそ、老後への備えは真剣に考えておくべきでしょう。
まずは現状を把握することが大切。このままだと60歳時点での貯蓄額はいくらか?年金はいくらもらえそうか?生活費は何にいくらかかるか?秋の夜長に考えてみるとよいでしょう。
その上で自身のとれるリスク許容度の中で資産形成についても情報収集をしましょう。
また貯蓄を増やしたり、生活費を見直したりと経済面での備えをするのも重要ですが、健康面での備えもしておきたいところ。
たとえば、かかりつけ医を決めておいたり、定期的に検診を受けたり、適度な運動をしたりといった健康への配慮は、早くから検討するのも一つですd。健康面に配慮することで日々元気に生活できるだけではなく、仕事を長く続けられるなど経済面でのプラスがある場合もあります。
老後の不安としてお金と健康が上がるものですが、早くからできることを考えてみましょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告家計収支編 2024年(令和6年)平均結果の概要」
- 金融経済教育推進機構「家計の金融行動に関する世論調査 2024年」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします〜年金額は前年度から1.9%引き上げです〜」
- 総務省「統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」(2025年9月14日公表)
宮野 茉莉子