2. 中間管理職は悩みが多い?
ミイダス株式会社がおこなった「マネジメントに関する経営者・中間管理職の比較調査」によると、「中間管理職が抱えている(抱えていると思われる)悩み」」として多く挙げられたのは以下でした(※対象:経営者・役員200名と部下が3名以上いる中間管理職200名を対象)。
- 部下と経営者の間で板挟みになる:44.0%
- マネジメント業務が膨大:37.5%
- 部下への適切な指導方法/伝え方が分からない:33.0%
- ワークライフバランスの維持/推進が難しい:30.5%
部下と経営者の板挟みの中、調整をしながら目標達成に向かっていくところに難しさを感じる方も多いようです。
また、業務の膨大さやワークライフバランスの難しさといった業務量に対する悩みも見られています。
なお、「10年前と比較して現在のマネジメント業務はどのように変化していると思いますか。」という質問に対して、多い回答は以下の通り。
- コンプライアンス意識の高まりにより、厳しい指導が難しくなった:69.2%
- デジタル化への対応が必要になった:63.2%
- 業務の範囲が広がり、より多くの知識を求められるようになった:58.8%
以前に比べて業務の難しさや知識の必要性などが求められることがわかります。一方でデジタル化の対応が出ており、対応するまでにはコストや時間などがかかりますが、業務量などに好影響を与える可能性もあるでしょう。