収入を上げる方法の一つである「役職」。

日々仕事をしながら、部長や課長、係長といった上長と関わり、自身のキャリアや収入について考える方も多いでしょう。

帝国データバンク「「食品主要195社」価格改定動向調査 ― 2025年9月」によれば、9月の飲食料品値上げは1422品目。9カ月連続で前年を上回っています。

物価高もおさまるどころか続いており、収入を増やすことも考えたいもの。ただ役職に就く場合にはそれだけの仕事内容や業務量が変わることもありますし、適性や求める働き方、生き方も人それぞれです。

今回は中間管理職とよばれる部長、課長、係長、そして非役職者も含めて、平均的な年収をみていきましょう。

1. 【中間管理職の平均年収一覧表】部長・課長・係長・非役職者でいくら違う?

今回は厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査 役職別」を参考に、部長・課長・係長と非役職者の平均年収をみていきましょう

※調査実施年6月分の所定内給与額の平均値。6月分として支給された現金給与額のうち、超過労働給与額を差し引いた金額(所得税等を控除する前の額)。

まず平均賃金は次のとおりです。