6. 告知忘れに気付いた場合の対処法
正しい告知をするように心がけていたとしても、うっかり告知忘れをしてしまうこともあるかもしれません。告知忘れに気付いたらどうすれば良いのか解説します。
6.1 即座な連絡と追加告知
万が一、保険加入後に告知すべき事項を忘れていたことに気付いた場合は、直ちに保険会社に連絡して追加告知を行いましょう。
場合によっては、契約の継続や条件変更での対応が可能となることもあります。
6.2 追加告知の手続き流れ
- 保険会社への速やかな連絡
- 追加告知書の作成・提出
- 保険会社による再審査
- 契約条件の見直しまたは継続
7. 正しい告知を行うためのポイント
告知義務違反をしてしまわないよう気を付けておくべきポイントをご紹介します。生命保険に申し込む際の参考にしてください。
7.1 事前準備の重要性
正確な告知を行うためには、以下の資料を事前に準備することが重要です。
必要な資料
- おくすり手帳
- 過去の診断書・検査結果
- 健康診断結果
- 治療歴のメモ
7.2 記憶に頼らない正確な情報収集
長期間にわたる健康状態について記憶だけで告知することは避けましょう。不明な点があれば、かかりつけ医に相談して正確な情報を収集することが大切です。
7.3 詳細で具体的な告知
保険会社が適切な判断を行えるよう、以下の点を意識して告知しましょう。
- 診断時期の正確な記載
- 治療内容の具体的な説明
- 現在の症状や状態
- 服用中の薬剤名
- 最新の検査数値