9. 【参考】金融商品ごとの「安全性・収益性・流動性」一覧
個人が簡単に投資できる金融商品としては、次のようなものがあります。
金融庁のホームページにもあるように、安全で収益性も高い商品はありません。基本的に「リスク」は「リターン」と比例する傾向があります。
NISAを活用すれば、株式と投資信託は売買が可能です。債券は直接買えませんが、投資信託の中には債券へ投資する銘柄もあるので、投資信託を通じて間接的に債券に投資できます。
預貯金は、いうまでもなく銀行をはじめとした金融機関で口座を作れば運用できます。利回りが低くて普段あまり意識しませんが、金融機関に預ける預貯金も安全性の高い資産運用法のひとつです。
資産運用では一つの商品に集中させるより、分散投資することで、価格の安定性を保ちながら運用が可能となると考えられます。老後資金の形成するためには、ぜひ分散投資を実践して、損失リスクを抑えながら賢く投資を進めましょう。
参考資料
- 金融庁「つみたてシミュレーター」
- 金融庁「主な金融商品」
- 日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」
- 厚生労働省「令和7年度の年金額改定についてお知らせします」
- 日本年金機構「年金はいつ支払われますか。」
- 厚生労働省年金局「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 日本年金機構「在職中の年金(在職老齢年金制度)」
- 日本年金機構「在職老齢年金の計算方法」
中本 智恵