3. 【70歳代】値上がりラッシュにどう備える?
2025年8月15日に発表されたGDP速報によると、4〜6月期の家計最終消費支出は、物価変動を除いた実質、物価変動を反映した名目ともに前期比で+0.1%の増加でした。これは物価が安定する一方で、消費の伸びも鈍かったことを示しています。
前期(1〜3月期)には、物価が大幅に上昇し、名目上の消費支出は増えましたが、買えるモノの量(実質)はほとんど増えませんでした。多くの高齢者が感じる「年金が上がっても値上がりで生活が楽にならない」という感覚は、この状況が背景にあります。
9月に入り食料品などの値上げラッシュが再開されました。年金で生活する70歳代の家計を直接的に圧迫するおそれも考えられます。引き続き「生活防衛」の意識で今後の値上げに備えるため、家計の管理をしっかり行い、支出を見直すことなどで貯蓄を守ることが大切です。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)