2. 【70歳代】厚生年金と国民年金「ふつうの人」いくら受給している?
厚生労働省年金局が公開している「令和5年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」をみると、今の70歳代が受給している年金の平均年金月額が明らかになりました。
厚生年金の平均年金月額は、70歳から79歳までのすべての年齢層で14万円台でした。特に、78歳と79歳では約15万円と、年齢を重ねるごとにわずかに増加する傾向が見られます。
一方、国民年金の平均月額は、どの年齢層も5万円台にとどまっています。厚生年金とは異なり、年齢が上がるにつれて平均受給額が増加する傾向は見られませんでした。
年金は老後の生活を支える重要な収入源です。自身の受給額が平均と比べてどのくらいなのかを把握し、賢く家計を管理していくことが大切です。